テレビゲーム感想

パソコン通信の方へ書き込んでいた発言から、鬼太郎の情報やイベントレポ、TVゲームの感想などの発言を抜き出してまとめています。

鬼太郎の情報、イベントレポ、そして当時発売されたTVゲームの感想、と3ページに分かれています。

こちらは、プレイステーション「妖怪事件捜査録」サターン「幻冬怪奇譚」の感想と簡単な攻略法?に関する発言をまとめています。

SS版鬼太郎ネタばれなし感想

KHK:1996/12/31

SS版鬼太郎、つい10分ほど前にエンディングをむかえました。といってもバッドエンドというか、再チャレンジ!という事になってしまったのですが・・。
CMを見たり、雑誌の記事を読んだりして想像していた限り、原作の世界感を味わえるゲームかと思ってPlayした私ですが・・。出だしの、何ともロマンチックな雰囲気に驚き、そして思いきりハマってしまいました。これは是非とも女性の鬼太郎ファンにPlayして頂きたいです。まじで泣けます!!絶対に!!
という私も、今ちょっと涙目です。ああいう展開は全く予想していなかっただけに、もう心臓バクバク状態です・・。原作の世界観を期待してPlayされた方には、違和感を感じる展開でしょうが。

といっても、一時間ほどの所であえなく「The End」になってしまったので、もしかしたらその後から原作の雰囲気になるのかもしれませんが・・。また気を取り直して再び挑戦してみたいと思っています。

-画面をカラー、モノクロどちらかに選択できるのはナイス!とにかく画面が奇麗で見惚れてしまいました。サターンユーザーの方、買って損はありません!!

とりあえずの幻冬怪奇譚

KHK:1997/01/05

SS版鬼太郎「幻冬怪奇譚」。昨日、約一時間ほどのお話を一気にやりとげました。
最初にやった時、いきなりの鬼太郎&ユキちゃんのらぶらぶシーンにぶつかってしまいショックを受けた私・・。ですので、今回はなるべくユキちゃんに出会わないように選択肢を選んでしまいました・・(^^;。
昨日の話は、ねずみ男の金もうけ話のお陰で毎度のコトながら、鬼太郎がヒドイ目に会う話でした。
前回は鬼太郎&ユキちゃんの、読んでるこちらが恥ずかしくなるようなラヴラヴなお話、今回は思わず大笑いしてしまうようなお話・・。選択肢を少し変えただけで、ここまで違う話を読めるなんて・・このゲームは良いぞ。

このゲームは、鬼太郎の一人称で語られていきます。何か、鬼太郎の視点で物事を見ていく・・というのは新鮮です。彼が、ドキドキしたりズッコケたり、あまりの情けなさに泣きそうになったり・・・するたんびに私もその思いを共有している感じです。

ローカルネタ
ヨドバシカメラ八王子店のゲームコーナーの入り口で、このゲームの大きな立て看板を見ました。絵柄はゲームCDのジャケットと同じでした。そして、レジの横に茶碗風呂につかるオヤジの人形(たぶん1/1スケール)があり、「頭の後ろを押すのじゃ」とか書かれていましたが、押す勇気はありませんでした。押すとオヤジが歌でも歌うのかな?コレを実際に試した方、いらっしゃいますか?

とりあえずの幻冬怪奇譚-続-

KHK:1997/01/07

また別のストーリーに入りました。今までの二つのお話をガラリと雰囲気がかわり、CMを見て期待していたような怪奇話です。かかった時間は、一時間と少々です。といっても、バッドエンドで終わりましたが・・。

そのお話に出てくる妖怪は、火車とモウリョウでした。うぅ、怖い怖い~(泣)。深夜にお寺の本堂で火車と対決!とか、吹雪吹きすさぶの墓場でわらわらと墓から這い出してくる死体相手に必死の戦い!とか・・。
でも、この雰囲気を待っていた!私でしたので、怖がりつつも楽しんで進めていたんですが、もう敵が強くて強くて・・。
で、最終的に火車もモウリョウも倒したハズなのに、正しいエンディングをむかえると流れるハズの「カランコロンの唄」が流れてくれなかったのです。何がいけなかったのやら。

そして、もう一本。とうとう意を決して、鬼太郎&ユキちゃんの悲恋物語に再挑戦しました。←結構、勇気がいりました。
もう、この話に関して何も言う事はありません。鬼太郎さんが可哀相で、可哀相で・・・・。あのラストは、悲しすぎます・・。何かこの話、途中からもうラストは悲劇以外ありえないような展開になってくるので、本当にやっていて辛かったです。でも、いい話でした。泣けてしょうがなかったけれど・・。

SS版鬼太郎(微妙にネタばれ)

KHK:1997/01/09

さっさと本筋を追っていけばいいのに、別の意味で遊んでます(だから、まだクリアした話が少ないんだな)。
ワザと間抜けな事を鬼太郎に言わせ、目玉オヤジに「何を聞いておったんじゃあ!」と怒られまくったりとか(^_^;。それで『父さんに怒られてしまった・・』という一文を表示させ、心の中で「怒られてやんの~」とおもしろがるという状態(←バカ)。

しかし、本編(火車とモウリョウが出てくる怖い話の方)。あの話、難しすぎます。まあ、ゆっくりと謎を解いていこうと思っています。
後、ニセ鬼太郎作戦。おもしろかったです~!。もう大笑いしました。あんなのに似ていると言われた鬼太郎は、情けなさのあまり泣きそうになってしまうし・・。彼って意外とデリケートだったんですねえ(暴言)。
後、ユキちゃん編。吹雪にはばまれ、二人っきりで山中の洞窟で一夜を明かす・・。って、この展開はスゴすぎます!期待しちゃいました!!(何を?)鬼太郎の手相、私も見てあげたいぞ、寝顔をやさしく見守ってあげたいぞっ!などと思いつつ・・。
あ、ゲームやっててちょっと思った。鬼太郎とねずみ男って、実は女性の趣味が一緒・・?

幻冬怪奇譚(攻略1)

KHK:1997/03/20

オープニング
『ゲゲゲの森に雪が降る・・木は枯れ、生き物の姿は消えてしまう。やむ事なく降りつづく雪に、異変を感じている鬼太郎親子。そして、鬼太郎の所に手紙が。』

この場面では、何の選択肢を選んでも結果に一切関係してきません。ただ「手紙がこの頃来ない」という選択肢を選ぶと、ちょっとしたねずみ男退治(^^;が出来ます。
二通届いた手紙の「キレイな和紙の手紙」の方を先に読むと、もう一通の手紙を読む事が出来なくなりますが、本編に関係ない手紙なので読めなくてもOKです。

『手紙を読み、差出人のいる村へカラスコプターで向かう鬼太郎親子。やがて眼下に”やまずの吹雪”で名高い姥捨村が見えてくる。』

攻略に関係ないけど、このシーンきれいですーー。それとカラスコプター上の親子の会話がほのぼのしていて好きです。
鬼太郎親子が村に到着すると、ストーリーが大きく分かれる分岐点が現れます。私の大好きな「ユキちゃん編」の始め方は↓こうです。
↓姥捨村が見えてきた時、「村の入り口でカラスコプターを降りる」を選択
↓村外れに建っている民家に呼びかけてみる。返事がないからと諦めてしまうと別の話になってしまうので、ここで必ず「もう一度声をかけてみる」を選択
これで、ユキちゃんのお話が選択できます。

おまけ?
ユキちゃん編で、色々試してみて(あくまで個人的に)「鬼太郎の反応が可愛かった~☆」と思えた選択肢
・家の中で眠るユキちゃんを、近づいていって抱き起こす→「顔を覗きこむ」
・その後、ユキちゃんに「鬼太郎さんの横に座っていい?」と訊ねられて→「言葉を失う」
・洞窟の前でユキちゃんが出てくるのを待っている→「まさか倒れたんじゃ!」
・洞窟の中に入って→「周りを見まわす」
・二人でたき火にあたりながら→「あったかいですね」
・吹雪がやんだ事を確認して→「残念だね」
・ねこ娘に、指輪の事を訊かれて→「ユキちゃんにもらった」

ユキちゃん編で絶対に間違えてはいけない選択肢は一つだけです。最後の選択肢で「ユキちゃん!?」を選んではいけません・・・(涙)。
本当に泣けます、この話・・。鬼太郎が・・特に↑のシーンの鬼太郎の気持を思うと・・・(涙)。でも、ラストのねこ娘のセリフに救われたような気がします。ありがとう、やっぱりいい子だよね、ねこちゃんって。
ユキちゃん編のネタばれはしません。実際に自分で確かめて下さい。 泣けます!

長くなったので一度切ります。

幻冬怪奇譚(攻略2)

KHK:1997/03/20

ユキちゃん編に続いて、もう一つのサイドストーリー「ニセ鬼太郎作戦」いきますー。前回の話とガラッとかわってのお笑い話です。

「ニセ鬼太郎作戦」の始め方です。
↓カラスコプターにて村に着き、入り口で降りる
↓民家に声をかけた後「返事がないので諦める」を選択
または
↓カラスコプターで直接寺へ行く
↓和尚さんの話が終わったら、手がかりを掴むために村人に会いにいくことになるのですが、その時に「葬儀に参列していた人」を選択(「駐在さん」を選択すると別の話になってしまうので注意)

おまけ?
色々試してみて、個人的に鬼太郎の反応がおもしろかった選択肢
・気絶から目覚めた時→「僕は一体・・?」
・モウリョウの口から「ねずみ男」の名前が出た時→「ねずみ男だって!?」

この話は全体にコミカルな上にバッドエンドが一つもなく、上記以外の選択肢では何を選んでも文章はほぼ同じです。上に挙げた二つの選択肢は「石頭鬼太郎」と「ハモる鬼太郎親子」の描写がおもしろかったので。

次はいよいよ本編の攻略に??

幻冬怪奇譚ネタばれ攻略

KHK:1997/06/28

本編の前半部分のネタばれ攻略いきます!

本編の始め方
↓カラスコプターで姥捨て村に入った時に「寺まで乗せていってもらう」を選択
(村の入り口で降りた場合は、村外れの民家に一度声をかけた後「諦める」を選択
↓寺で和尚の話を聞き終った後で「駐在さんに話を聞く」を選択

注意!
村で起こる奇怪な事件の情報得るため、駐在さんに事件の事を聞く鬼太郎親子、というシーンの直後、悪魔の如き選択肢が現れます!!といっても選択肢そのものは普通です。駐在さんに何を尋ねるのか?という問いに
「死体が消える事件について聞く」
「葬儀を襲った者について聞く」
と、二つの選択肢が示されるだけなんですが、ここで絶対!絶対に「葬儀を襲った者~」を選んではいけません!!その選択をするとそのままストーリーは進んでいくのですが、その全てがバッドエンドになるという恐怖の「ハマリ」に向って一直線に進んでしまうことになるんです・・・。しかも、この選択肢を選んですぐではなく、20分かそこら普通に進んでから抜けられない「ハマリ」に陥ってしまうという・・。何でこんな極悪な「ハマリ」が存在するんだろう・・。
(実はここで一ヶ月近く堂々めぐりをしてしまった)
唯一の慰めは本筋では見られない鬼太郎のカッコいいシーンが見れたことかな?「うぉぉぉぉっ!」と雄たけびをあげて敵に飛びかかる鬼太郎とかね・・。

というわけで、ここでは「死体が消える事件について聞く」を選択します。すると駐在さんの話を聞いて、ある人物に合うために村外れへと向うことになります。その村外れの家の前で出てくる選択肢はどちらを選んでも同じ結果になります。
村外れの家に住む又吉という男から「墓から埋めたばかりの死体が這い出して来たのを見た」という話を聞いたら、寺へ戻ることになりますが、そこでの選択
「寺の仏間の死体」「村へ行く」「妖気アンテナ」
どれを選んでも、お寺の本堂に安置されている遺体の元へ戻ることになります(話の流れ的にすっきりしているのは”アンテナ”を選ぶ事かな?)。

お寺の本堂に戻って遺体の見張りをする鬼太郎親子に、やがて異様な気配が迫ってきます(←このシーン大好き!なんです。どうしても吹き消せないロウソクの炎とか、気味の悪い効果音とか・・何かが近づいてくる気配とか!!)。
本堂に妖怪・火車が現れます。火車から遺体を守るため、この話では初になる本格的な戦闘シーンが始まります。選択肢は
「リモコンゲタ」「毛針」「チャンチャンコで防御」
の3つです。「ゲタ」「毛針」では、火車がアッという間に外へと逃げ出す展開になりますが、問題は「チャンチャンコ」です。これを選ぶと大苦戦!火車の必殺技「餅殺し」に防御一方でなす術もありません。これを選んだ時は、もう一度選択肢が出ます。
「チャンチャンコを拾う」「毛針」
ここで「チャンチャンコ~」を選ぶとバッドエンドです。「毛針」を選ぶと火車は逃げ出し、それを追って鬼太郎は吹雪のなかへ飛び込んでいきます。

今回はここまでです~。ちなみに上で「チャンチャンコを拾う」選んでしまった場合は↓
鬼太郎と火車が戦っている最中、突然和尚が本堂に入ってきます。当然、和尚はあっけなく火車のモチ殺しの犠牲に・・・。「目の前にいた人を助ける事が出来なかった」というショックで、呆然と立ち尽くしてしまう鬼太郎・・・。火車はそんな鬼太郎に、容赦なくモチ殺しを・・・(終)
という悲惨な結果になってしまいます。
ここでの和尚を守れなかった・・という事実に、自分を責めて、責めて、そして無抵抗のまま火車にやられてしまう鬼太郎・・・には泣けました・・。

「幻冬怪奇譚」クリア!

KHK:1998/01/18

発売からほぼ一年(!)、えらい今更ですが、一番長いシナリオの完全クリアを果たしました。
どうしても・・何をやっても火車に勝てずに投げ出していたんです。でも、外の雪景色に誘われるように再開しての完全クリア!でした。てゆーか、自分が引っかかっていた火車戦は、もうラスト間近の出来事だったんです。火車さえ倒してしまえばゴールまで一直線でした☆

完全クリアしての感想は、というと「面白かった~~☆」の一言です。音楽や背景の絵に関しては、もう文句なしです。素晴らしいです!内容も、本編のストーリーに加えて短めの(クリア時間が一時間ほどの)短編が2本用意されていて、それぞれ傾向の違う話で楽しめました(ユキちゃんとおしろい婆の話はひたすら泣けるし、ニセ鬼太郎作戦の話はとにかく笑えるし)。
このゲームの悪い点は、あのひたすら融通のきかないゲームシステムですね。これは最悪に近いです。

一時ストップしていた「選択肢完全チェック!!」も、これを機会に再開してみようかなーと思ってます。クリアしてみて分かったんですが、もう全体の70%くらいまではチェック入れてあったんで。

★「ネタばれあるかも?」な感想
本編は、怪奇な雰囲気あり、感動あり、笑いあり(←選択肢によっては)で楽しめました。しかし、あんなに苦戦した火車が『あの御方』と呼んでいた大ボスの正体が『**』だったというのだけは・・・
「嫌ぁぁぁぁぁ」by猫娘@ラクシャサ
ですよ・・。これだけはちょっと許せない!!かもです。密かにぬらりひょん好きの私が、ここまで悔しがっているということは、物語の最後まで正体が謎に包まれていた大ボスが「ぬらりひょん@ 妖怪王」でない事がバレバレですね。
ねずみ男が親父を始末するのに大砲を使った、というのが大ボスの正体のヒントだったってぇ?!え~そんなぁ・・(分かる人には分かるかも(^_^;)

PS版鬼太ゲー

KHK:1997/01/30

3D酔いするタチなので、覚悟して始めたPS版ですが・・・大丈夫でしたぁ\(^o^)/。酔いませんでした~
しかし「Dの食卓」みたいなゲームかと思っていたら、割と自由にあっちゃこっちゃ動けるPS版鬼太ゲー。
今やっているのは、「肉人形」です。いや、タイトルが一番怖そうだったんで・・。現在、親父さまを肩に乗せて大きなお屋敷の中を探検中です。

SS版、PS版と連続してやってみたんですが、私が好きなのはSS版かなぁ(あのセーブシステムを除いて)
何たって、自分が鬼太郎になりきって行動できる!って設定がハマったんで。でも火車が~~~~(←まだ倒せない・・)

しかしPS版。3DCGの鬼太郎の質感が少しヘン。髪の毛が金属製みたい。親父さまは違和感ないですー。オープニングはすごいきれいです。一見の価値アリです。

PS版鬼太郎、続き

KHK:1997/02/01

「ラプラスの魔」の、幽霊屋敷探検に燃えに燃えた私としては、現在Play中のPS版鬼太郎「肉人形」でのお屋敷探検にも大燃え中です~!。不気味なBGMに効果音等、ツボに入りまくってます~。ただ、ちょっと残念なのは、話が鬼太郎っぽくない事。まあ、そのうち妖怪さんが出てくるでしょうけど。
サターンと違って、鬼太郎が喋るのが嬉しかったりします。

恐怖!透明になる鬼太郎!!
このゲーム、鬼太郎が、私(Player)の後をずっとくっついて歩いてくるんです。で、振り返って鬼太郎の方へ進んでいくと・・・鬼太郎の体が透明になって、私がすり抜けてしまうのです。二人並んで歩けないような狭い場所でも。・・よく考えると怖いかも?

「肉人形」クリア!

KHK:1997/02/09

PS版鬼太郎の「肉人形」、クリアいたしました。で、ネタバレしない程度に感想などを・・。

まず、普通のキャラゲーを期待していたら、面くらうかもしれません。とりあえず鬼太郎は喋ってくれますし、Playerの後をずっとくっついて歩いてくれます。でも、はっきりいってそれだけの存在・・。何のヒントもくれません。
そして、音楽や画面の雰囲気に「鬼太郎らしさ」がまるでありません。鬼太郎のゲームというより、普通に怖い系アドベンチャーゲームです。でも、別に「だから嫌」という訳ではなかったです。
-それどころかっっ!!--
怖い系ゲームが好きな私はめっちゃハマりました~~~。もーーーいいんです、、、雰囲気が!効果音が!!薄ぐらい洋館、不気味なイベントや小道具・・・不安感をあおる不気味BGM!!そしてドアを開ける、または階段を上り下りする時のいや~なきしみ音・・などなどなど。

サターン版は割とファン向けの所がありましたが、このPS版は一般の怖い系アドベンチャーゲーム好きにもおススメしたいです。

しかし、謎解きでは殆ど頼りにならなかった(汗)鬼太郎ちゃんですが、流石は主役!!「肉人形」のラストにしっかりと見せ場がありました!\(^o^)/
そん時の鬼太郎~~、めちゃめちゃカッコいい~~~\(^o^)/
終了間際まで、まるで役にたたなかった事なんか忘れてしまうほどのカッコ良さです!これからPlayする方、期待して下さい!

「肉人形」(激ネタばれ)

KHK:1997/02/12

ネタバレいきます!といっても大したこと書けませんが・・。
まず探検することになるお屋敷ですが、迷う事もないくらいの簡単な構造です。でも左右対称な造りなので、ちと混乱するかも?ですが。
謎解きも比較的簡単なものばかりです(でもひとつだけ意地の悪い謎がある)。

お屋敷の謎を解くと、いよいよクライマックス!正体不明の妖怪と対決するために「肉の間」と呼ばれる生け贄の儀式が行われる場所へと向かう事になります。が、そこへ行くにはやたら入り組んだ地下水路を抜けていかなければなりません。
前半にのんびりと謎解きをしていた方は、ここにきて焦るハズです。なにせ、この辺りで「タイムオーバー=死」を暗示させるメッセージが表示され始めるからです。気持ちは焦るけど、単調な石造りの地下水路では方向感覚がおかしくなって堂々巡りをするハメに・・。←経験ずみ

最短ルートは、→屋敷の階段を下りて地下水路の入り口に→すぐ目の前にある分岐点を左に→そこからはずっと分岐点がないので道なり→鉄格子の扉の前に出る→その扉の中で倒れている鬼太郎を発見、「調べる」「話す」を実行(反応は全くないけれど、コレをやらないと後で鬼太郎が助けに来てくれない)→目の前にあるもうひとつ鉄格子の扉から出る→そのまま道なりに進む→程なく現れる左右の分岐を無視してそのまま直進→そこからは一本道なので道なりに→突当たりの鉄格子の中が「肉の間」です。

鬼太郎と肉人形の対決を、「カッコいい」からと見物していてはいけません(^^;。それをやると確実に肉人形にやられます・・。でもその時の肉人形の表情が好きだったり・・。あのニタ~っていう笑顔がみたい方は一度お試し下さい。夢に出そうです(マジ)。

今度は「学校編」に挑戦だっ!

PS版クリア!(ネタばれなし)

KHK:1997/08/28

かなり今更ですが、全シナリオをクリアしました!てな訳でネタばれなしの感想いきます!

●肉人形
一番好きなシナリオです。
謎解きそのものは簡単です。でもひとつだけメチャクチャ意地の悪い謎解きがあります。あれはちょっと頭に来ました。
ゲームを進めている最中、謎を解く鍵として不思議な童謡が何度か流れます。ああいう状況下で聞こえてくる童謡って不気味以外の何者でもないです。でも、そういう演出が大好きなんでわくわくしました~。
とことん役にたたなかった鬼太郎くんが、最後の最後で地下水路を駆け抜けてさっそうと助けに来てくれる場面!その直前まで巨大な○○の○(ネタばれ?につき伏字)に追っかけまわされていた身に、彼は天使に見えました!!(マジ)プレイヤーである自分も、最終的に肉人形という妖怪を倒すのに協力できたんだからもうサイコー!です。鬼太郎くんのお役にたてて感激しました。
悪妖怪好き?としては、シナリオに登場する肉人形にも一言ふれておきたいです。能面のような顔に芋虫のような体、この外見だけで合格点出します!(←何の?)しかも、体全体がゼリー状の物質でできてるように動くたびにブルブルと震えるのが良い!です。

●学校
これも冒頭から怖い場面の連続でした。シザーマン(byクロックタワー)かお前は!と突っ込みたくなる先生はいますし。肉人形のような恐怖演出は少ないものの、夜の学校を探検する!というのも怖い系ゲーム好きには堪らないシチュエーションでした。
謎解きはそれほど難しくありません。ただ、謎解きのために移動するのが少し面倒くさいというか・・。かなり歩きにくいんです、フィールドというかマップというかが・・。気になった個所を調べようと近づこうとしても、見えない壁に阻まれて素直に進めないことが多くてイライラすることが多かったです。操作感が悪いというのでしょうか。だから色々なとヒントを見逃してしまいそうになって・・。あやうく大吉エンディングにいけないトコでした。

●ゲゲゲの森
これは、自分的にはちょっとイマイチでした。
このシナリオは上記の二つのような怖いシーンはなくて、それだけで自分的には肩透かしだったのです(肉人形と学校の合間にやってたら、ちょうどいい息抜きだと思えたかも。でも最後にやってしまったので)。
ゲゲゲの森を自由に歩きまわれたらいいな~と期待してはじめたのですが・・。時々聞こえる風の音、虫の声、そういう雰囲気は良かったです・・が!森自体がかなり複雑な迷路になっていて自由に歩きまわるという感覚には程遠かったのが残念で。謎解きも意地の悪い(難しいというより、単に意地が悪い)のが大半で。
このシナリオのみ、鬼太郎以外のレギュラーが登場してくれます(↑上の話でも見たかった・・!)。レギュラーとの会話は面白かったのですが・・。

サターン版とPS版、両方やってみての個人的な評価はサターン版>PS版でした。PS版も楽しめたし、好きなんですが・・。ただ、PS版の方は、鬼太郎が出てこなくても成立しそうな話だと思えたので(普通の怖い系ゲームでもおかしくないような)。
サターン版の方は、TVCMを見た人は分かると思いますが、映像的にも雰囲気的にも「鬼太郎の世界」を良く表現していると思います。

テレビゲーム感想

1996-98年