イベントレポ

パソコン通信の方へ書き込んでいた発言から、鬼太郎の情報やイベントレポ、TVゲームの感想などの発言を抜き出してまとめています。

鬼太郎の情報、イベントレポ、そして当時発売されたTVゲームの感想、と3ページに分かれています。

こちらは、鳥取県境港市で行われた憂歌団のコンサート、山陰夢港博覧会の鬼太郎ワンダーシアター、山梨県の富士急行の特別電車ゲゲゲ号、富士急ハイランドの鬼太郎のアトラクション、千葉県松戸市バンプレストビル内にあった妖怪ランドのレポです。

【境港】憂歌団コンサート

KHK:1997/07/30

7月27日の日曜日午後6時から、境港市民公会堂で行われた憂歌団コンサートのレポです。
きちんとメモを取っていなかった上に、音楽の専門用語も知らないので結構情けないレポになってますが、雰囲気だけでも伝わればと・・(弱気)

市民公会堂は境港の駅から徒歩20分ほどの立派な建物でした。会場はほぼ満員でした。
最初に鬼太郎、猫娘、ねずみ男の三体の着ぐるみキャラによる挨拶がありました。東京のデパートで見た着ぐるみショーの人形とほぼ同じに見えましたが、細部がちょこちょこ違っていたので境港オリジナル?の着ぐるみかもしれません。それにしてもこの時の猫娘ですが、完全に仕草が男!!でした。足を開いて立ってたし、舞台から降りて客席の中をねり歩いた時もガニマタで歩いてたし・・(^^;。

いよいよ憂歌団の皆さんが舞台へ登場してコンサートが始まりました。・・ボーカルの木村さんは席に座ったと同時に、用意してあったコップ酒を飲み干してました(^_^; 。
配置は木村さんが中央、その左にギターの花岡さん、右にベースの・・・島田さん??後方はドラムで内田さんという配置でした(島田さんと内田さんは逆だったかも・・)。

憂歌団のアルバムは、一枚しか聴いた事がない(それも結構昔)ので、演奏した曲名とかは分かりません(この時点でコンサレポになってない・・すいません)。
最初の曲は、かなりテンポの早いストレートな歌詞の恋愛曲でした。曲名は分からなかったけれど、ボーカルの木村さんの個性的な歌声と、ギターの花岡さんのしっかりした演奏で楽しませてもらいました。
さらに楽しかったのが曲の合間のトークでした。トークというか、もう木村さんの喋り方そのものが既におかしくて・・(演出なのか地なのか分からない。普段からあんな喋りなのかな・・?)。

途中、ギターの花岡さんを抜かして他の三人のメンバーはタバコを吸いに楽屋の方へ戻っていきました。皆が戻ってくる間、花岡さんがソロで繋いでいたのですが、なかなか皆が戻って来ないので「皆さーん、速やかに舞台に戻って来て下さーい」と催促し、わらわらと戻ってくるメンバー達にはちょっと笑えました。しかも戻ってすぐに演奏したのが、確か「ドナドナ」で・・・。ちゃんとサビの部分でハモッてくれたのが嬉しかったです。
また、あまりの熱演に木村さんのギターの弦が切れてしまう・・というハプニングもありました。しかしさすがは木村さん、音が出ないという状況を笑いのネタにしていました(あれ、音が出ない・・?と不思議そうな顔をしてたのですが、その表情が何とも面白くて☆)。

演奏が終わり、皆さんが楽屋へ引き上げられた後の事です。アンコールの掛け声が起こったのですが、その時木村さんが突然舞台に現れました。期待したお客さんが歓声を上げたのに、ワザとらしくスタッフのふりをしてスピーカーを調整し、再び消えていきました・・。なんか木村さんって、スゴい人かも・・。
(動きだけでも人を楽しませてくれるというか)

アンコールも含めて約2時間のコンサートでした。演奏もトークも共に楽しめて、しかも無料のコンサートで大満足でした(^^)。

追記:鬼太郎関連で演奏したのは「ゲゲゲの鬼太郎」と「カランコロンの歌」の二曲でした(「イヤンなっちゃう節」が聴きたかったな~ちょっと残念)。

【境港】鬼太郎ワンダーシアター

KHK:1997/08/02

夢港博覧会・境港市館「鬼太郎ワンダーシアター」レポです。前回の憂歌団レポ同様、その場できちんとメモを取っていなかったので、多少間違いや抜けなどがあるかもしれません(またもや弱気)。

まずは外観です。入り口の上に掲げられた看板には真中に大きく「境港市館-鬼太郎ワンダーシアター」と書かれ、文字の右には右手を挙げた鬼太郎の大きな絵、下にはこなきじじいと韓国妖怪トッケピ、左にはねずみ男や一反もめんが描かれていました。

ワンダーシアターに入場すると、妖怪カードを一枚貰えます。このカードは全部で9種類あり、全てそろえて並べるとある妖怪の姿の大きな一枚絵になるそうです(全て揃えることは出来ませんでしたが、その妖怪とは「こんひゃら」だと思います)。
私が集めることが出来たのは、鬼太郎、目玉親父、ねずみ男、ぬりかべ、一反もめん、牛鬼、トッケピ、こんひゃら、傘化けのカードでした。

ワンダーシアターに入場すると、最初に大きなスクリーンのある薄暗い空間に通されます。
木や草などによってスクリーンは三分割されていて、カエルや鈴虫、ひぐらしの声が静かに聞こえてきます(ゲゲゲの森をイメージした演出?とにかく良い雰囲気~☆)。

「本編の前に、ここで鬼太郎の仲間の妖怪や山陰地方の妖怪などを紹介します」
という案内役のお姉さんのアナウンスと共に第一部が始まります。
まず三分割された画面の右と左から鬼太郎と目玉親父が登場します。そして中央のスクリーン写されている壷から、次々と飛び出してくる妖怪を親父さまが紹介していく・・・というのが基本的な流れでした。
初めに、砂かけばばあ、一反もめん、ぬりかべ・・など鬼太郎ファミリーが壷から登場します。砂かけ婆の声は何故か男性でした・・・(鬼太郎や妖怪たちはすべてアニメとは違う声の方が演じられていました。目玉親父の声だけは田の中さんに聞こえたんですが・・・自信ないです)。

鬼太郎ファミリーの紹介が終わったら、鬼太郎が目玉親父に尋ねる・・という流れで山陰地方や海に住む妖怪の紹介が始まりました。
海の妖怪といえば海坊主。何故か分からないけれど、画面に登場した海坊主はやたら人懐こくて鬼太郎の背中にスリスリ☆☆と体をすりよせて愛敬をふりまいていました。
そしてエンコウ・・というか河童。河童はさらに人懐こくて鬼太郎に堂々と抱きついていました(^^;。
そして牛鬼。親父さまの
「人を攫ったり、だましたりと悪さをして・・」
との紹介に、身を縮こませて申し訳なさそうな顔の牛鬼。でもその後、親父さまが
「でも、大きな体でノソノソと・・。結構愛敬のあるヤツじゃよ」
とフォローを入れてくれたので、笑顔になる牛鬼でした(しかし笑顔の牛鬼って恐い(^^;)。
その他にも傘化けの紹介などもありました。

日本海の妖怪の話になり、親父さまが「日本海の主」として紹介したのが龍王。
そして海を渡った先にある中国や韓国の妖怪の話へと続き、画面に「魚のような鳥のような」中国妖怪シュウシュウ(字は分からず)が登場します。魚に鳥の羽が生えていて、空を飛び、口から吐き出す水で災いの炎を消す妖怪-と、親父さまが紹介してくれます。しかしこのシュウシュウ、いきなり鬼太郎に向かって水を吐き出しズブ濡れにさせていました・・(^^;。
今度は韓国妖怪のトッケピ。一本角で一本足、背中に藁で編んだ笠を背負い木の杖を手に持っている妖怪で、親父さまは
「色々な妖術で人々を助ける、妖怪というより神様に近い存在じゃ」
と紹介します。このトッケピも悪戯好きらしく、杖の先から巨大な虎の顔を出現させて鬼太郎を驚かせていました(←この時の”内股で驚く鬼太郎”はポイント高し!)。

一通り紹介が終わった後、突然二本の尻尾を持つキツネの妖怪が画面に現れます。ぴょんぴょん跳ねながら
「コンコンコン!遊ぼうよ~」
と鬼太郎たちに声を掛けてきます。二人が相手にしないでいると突然目くらましの妖術を使い、怒った鬼太郎に毛針で反撃されて逃げ帰っていきます。
「ヘンな奴でしたね、父さん・・」
と鬼太郎。
「でも可愛い奴じゃないか」
と答える目玉親父。

ここで第一部が終了。横にある扉から、メインの舞台のある隣に移動します。続きます。

続【境港】鬼太郎ワンダーシアター

KHK:1997/08/02

本編のストーリー紹介です。ネタばれそのものです。
解説によるとこの劇は、

ハイブリッド型SMV(スーパーマジックビジョン)
ハーフミラーを使って演技者とビデオ映像(アニメーション)、舞台セットを違和感なくひとつの世界に仕上げ、観客席を包み込みます。

というものだそうでして。アニメのキャラと役者さんが舞台上で共演する、という不思議な劇でした。
ちなみに出演者は2名だけで(化ける前?のこんひゃら、人間の少女)、他のキャラ(妖怪)は全てアニメでした。ではネタばれストーリー紹介です。

舞台に、キツネの妖怪こんひゃら(尻尾が二本ある白いキツネの妖怪・アニメ)が登場します。
「近頃の人間っておかしいよなぁ~。道で会っても挨拶もしないし・・・。お供えもしないからお腹ペコペコ・・」
そうボヤいていると、ふと何か思いついたようです。早速、幻影術を使うこんひゃらでした。こんひゃらを包んだ煙(アニメ)が消えた時、こんひゃらは人間の姿に変化していました(このシーンで、こんひゃらがアニメから生身の役者さん交代します)。

舞台に小学生の女の子ゆめ子(!EDの表記によると”ユメコ”じゃなくて”ゆめ子”でした。役者さん)が登場します。
「学校が終わった~。何をして遊ぼうかな~?」
と楽しそうにしている彼女の背後の空間に、突然コンピューターのモニターのようなものが映し出されます。そのモニターに表示された人型人工知能??(アニメ)が、いきなり彼女を厳しく叱責します。
「あなたには自由な時間などないのです。家に帰り、カリキュラムに従ってホームワークしなさい!」
「あなたはプログラムされているのです!」
ここは全てがコンピューターによって管理されている都市だったのです。

すっかり意気消沈し、トボトボと歩き出すゆめ子の前に、人間に化けたこんひゃらが
「遊ぼうよ!」
と声をかけます。しかしゆめ子は
「私、家に帰らなくちゃ・・・」
と元気なく答え、こんひゃらの前を通りすぎていってしまいました。
「ちぇっ、挨拶もしないで・・」
憤慨しているこんひゃらに、そっと忍び寄る者がいました。ねずみ男(アニメ)です。
「いや~~全く近頃の人間ときたら!」
ねずみ男は、馴れ馴れしくこんひゃらに声をかけ、うまく話を合わせていきます。そしてある話を持ちかけました。それはこんひゃらの幻影術を使って「コンピューター」とやらにイタズラを仕掛けてやろう、というものでした。
悪戯好きのこんひゃらは
「おもしろそうだねー!やろーやろー(^^)/」
と大乗り気です。

幻影術を使ってコンピューターの人工知能?に化けたこんひゃらは、どんどんデタラメな命令を出していきます。
「おいしい物を、どんどん持ってきて~!いらない物はいらないよ~」
こんひゃらの命令に従い、食料増産プログラムが始動を始めます。
そのすきに、ちゃっかり
「金目の物はこちらに持ってきて~」
と命令を出すねずみ男でした。
デタラメな命令により、結果的にゴミが増え続けていきます。
「廃棄物増加中。処理方法指示願います!」
コンピュターからの問いかけに、
「適当に海にでも捨てっちゃいなさ~い!」
といい加減な態度で答えるねずみ男でした。

こんひゃらとねずみ男、二人のデタラメな命令でますますコンピューターは暴走していきます。そこに再びゆめ子が登場します。
「どうしたの?どうしてゴミを海に捨てたりするの!?」
コンピューターに訊ねますが、もうコンピューターはゆめ子の言う事など聞こうともしません。
「コイツもいらないな」
と、いきなり電撃をゆめ子目掛けて発射してきました。悲鳴とともにゆめ子は逃げ出します。

逃げ出したゆめ子は、いつの間にか不思議な森に迷い込んでいました。そこは妖怪たちが住む森でした。
最初は驚いたゆめ子でしたが、すぐに森の住人である妖怪たちとうちとけていきます(妖怪はすべてアニメ)。
「あ、鬼太郎だ!」
ゆめ子の周りにいた妖怪たちが、口々に叫びました。ここで舞台左より鬼太郎(アニメ)が登場します。鬼太郎は妖怪とすぐに仲良くなったゆめ子に親しげに声をかけます。
「ゆめ子ちゃん、君には妖怪が見えるんだね。・・妖怪が見えるっていう事は、自然と会話が出来るっていう事なんだ。妖怪は、自然と人間の心が作り出したものだからね」(←覚えきれんかったがこんな感じのセリフ)
「よく分からないけど・・・。でも妖怪って楽しいのね!」
ゆめ子の言葉に、周りにいた妖怪たちも次々と
「そうだよ!楽しいんだよ!」
「死なないんだよ!」
「病気もないんだよ!」
「学校もないんだよ!」
「だから楽しいんだよ!」
と声をかけて消えていきました。

最後に残った鬼太郎は、
「君は妖怪の仲間だ。何かあったらこの笛を吹いて」
と言うと、赤い色のオカリナをゆめ子の方に放りました。ゆめ子がオカリナを受け取ると、鬼太郎は去っていきます。
(このシーン、鬼太郎が手に持っていたオカリナ←勿論その時はアニメ絵なのに、役者さんが演じているゆめ子の手に渡った瞬間、彼女の手に本物のオカリナが出現するトリックが分からんかったです。うーん、マジシャンだな、ゆめ子)

一方、海底では、次々海へと捨てられていく人間界の廃棄物の為に、日本海の主・龍王の怒りが爆発していました。
「おのれ人間どもめ!」
と、怒り狂い吠え猛る龍王の前に、妖怪・シュウシュウとトッケピが現れます(全てアニメ)。
「龍王さま、必ずや海にゴミを捨てている人間を捕まえてまいります」

日本にやって来たシュウシュウとトッケピは、こんひゃらを見つけて捕まえようとします。
慌てたこんひゃらは、偶然その場に通りかかったゆめ子を指して
「アイツがやった!」
と叫びました。犯人と誤解されたゆめ子は、そのまま龍王の神殿へと連れ去られてしまいます。ゆめ子は、鬼太郎からもらったオカリナを吹いて助けを求めました。

ゆめ子を助ける為、神殿に向おうとする鬼太郎の前にこんひゃらが立ちふさがりました。
「これからおもしろくなる所なんだから!」
そう言って、鬼太郎を行かせまいとするこんひゃらを、鬼太郎は毛針、そして
「つるべ火ーーっ」
という叫び声とともに指先から炎を発して追い払います(←指鉄砲を撃つのかと思った・・)。

竜王の神殿で、鬼太郎は龍王を説得します。
「ゆめ子ちゃんは心の優しい人なんだ。妖怪の心が分かる人間なんだよ・・!」
鬼太郎の説得に誤解を解いた竜王は、ゆめ子を解放してくれました。お礼の言葉をのべる鬼太郎・・・そこに影が忍び寄ってきます。それは、先ほど追い払われたこんひゃらでした。
油断していた鬼太郎は、こんひゃらが両手から放った不思議な光によってからめとられてしまいます。
「つっかまえた!~(^^)/」
こんひゃらは鬼太郎を狭い空間(コンピュターのモニターの中?)に閉じ込めて、自分も幻影術を使ってその空間の中に入り込み(ここでこんひゃらが役者さんからアニメに戻ります)そこで楽しそうに歌い始めます。

それを見た龍王は
「鬼太郎、そんな所でふざけおって!」
と誤解から再び怒り始めてしまいます。早く誤解を解かないと、大変な事になってしまう・・鬼太郎は、ゆめ子に向って叫びました。
「ゆめ子ちゃん、そこの妖怪灯台の中に妖怪バズーカ砲がある。それでこんひゃらの本体を撃つんだ!ゆめ子ちゃんには、邪悪なものの本質が見えるハズだっ!」
鬼太郎に言われた通り、ゆめ子は妖怪バズーカ砲を探し出して構えました。
こんひゃらは幻影の術で、自分の姿をいくつもあるように見せかけています。必死に本体を探すゆめ子ですが
「見えた!」
と、妖怪バズーカ発射!(ここで館内左手、舞台の脇から本物の光と煙が飛び出します)

懲らしめられたこんひゃらは、遂に正体を現しました。実はこんひゃらは九尾のキツネの子孫だったのです。
本来の姿に戻ったこんひゃらに、目玉親父は罰として汚した海の掃除を言いつけるのでした。
「その代わり、キチンと出来たらおいしい物を食べさせてやるよ」
その言葉に跳ね回って喜ぶこんひゃらでした。

そこに一反もめん(アニメ)がねずみ男を捕まえてやって来ます。
金目の物を袋に詰めて逃げていたねずみ男ですが、持ち出した物はすべて没収されて、やはり海の掃除を言いつけられます。ねずみ男は悲鳴とともにシュウシュウ&トッケピに連れ去られていきました。
そして、竜王の鬼太郎や人間に対する誤解も解けて、大団円~☆になります。

最後に鬼太郎、なぜか花びらの中から顔をのぞかせ(^^;ながら
「妖怪を見るって事は、そんなに大変な事じゃないんだ。どんな事にも素直な心を持つ事。そうすれば妖怪だけじゃなく、他にも大切な事が見えてくるんだよ」
と爽やかに!メッセージを言って劇は終わりました。

劇が終わると役者さんが再び舞台に登場します。そして
「心の扉をひらいて、こんにちは、おはよう、と優しい笑顔で答えたら、きっと何かが見えるはず」
というような内容の歌を歌うのですが、その歌に合わせて客席の横の壁に踊る妖怪たちのアニメが映ります。
最後に舞台の上の役者さんが
「さようなら~(^^)/」
と手を振り・・終了しました。

EDによると、本編の劇は「幻影妖怪こんひゃらと龍王の海」というのが正式タイトルらしいです。

ワンダーシアター補足?

KHK:1997/09/01

鬼太郎のデザインは、四部と三部のハーフみたいな感じでした。
(とゆーか、昔ボンボンに載ってたゲームの攻略漫画の鬼太郎に激似だと個人的に思います。。。)
声は知らない方でしたが、三部世代の方なんでしょうか?声や演技に「戸田さん」入ってました!!!その戸田さん入った声で「ゆめ子ちゃん!」を連発してくれたので、もーーそれだけで幸せなユメコファンでした~☆
でもゆめ子ちゃんを演じていた方は、全然三部のユメコちゃんらしくなくてそれは残念・・(そこまで求めちゃダメっすね)
バズーカをぶっ放すゆめ子・・というある意味凄いものが見られたのは貴重でした。

それと舞台や、今回の売りの「スーパーマジックビジョン」についての補足です。
まず気になったのは舞台の位置が低いことでした。それに客席に段差がないので、真ん中より後ろに座ると、他のお客さんの影で舞台の三分の一は見えなくなってしまいます。座高の低い子供なら、なおさら見えにくかったのではないでしょうか。
舞台の上で役者さんとアニメキャラが共演!できるという「スーパーマジックビジョン」については、多少不自然さを感じました。役者さんは(生身だから当たり前ですが)はっきりと見えるのに対してアニメのキャラの方は・・・なんというか半分透けている感じなので。・・色が薄いというか。
ただ、とても面白いシステムだと思うので改良を加えていって、もっと自然に共演出来る日が来るといいな-と思ってます。

富士急ゲゲゲ号!

KHK:1997/09/21

富士急行ゲゲゲ号に乗車してきました!(そのまま富士急ハイランドまで行って、ゲゲゲの妖怪屋敷にも挑戦してきました!)ので、報告です。

ゲゲゲ号は二両編成で、車両にはところ狭しと鬼太郎キャラが描かれていました。全て原作絵で感激しました~☆(この前乗ってきた境港の鬼太郎電車は、微妙にニセ鬼太郎っぽくて残念だったんで)
ゲゲゲ号に描かれていた妖怪さんたちですが、思い出せる限りで
ペナンガラン、ほうこう、ベアード(by妖怪ラリー)、河童、吸血鬼エリート、鬼太郎ファミリー、それと悪魔くんとメフィスト・・・後は・・もーとにかく車体中妖怪だらけで、しかも名前が分からないのが多くてこれしか書き出せません・・。
名前が分からない中で、特に気になったのは「木の葉の服を着た、フランケンシュタインのようなゴツい顔の男(注)」の絵です。小さい絵でしたがインパクトありました。
鬼太郎の絵は「指鉄砲を発射してる」「妖怪自動車に乗っている」「左目の親父を指差している」 「カラスコプターで飛んでいる」「ちっとおすまし顔で立っている」・・これも思い出せるだけです。

富士急ゲゲゲ号は車内も凄かったです!境港のは車内は普通でしたが(車体に描かれていたのと同じ鬼太郎の絵-前方を指差して走っている-がポツンと飾ってあるだけ)、こっちは違いました。車内まで鬼太郎使用です!正確にいうと、この前のアニメフェアのポスターなんかが車内にずら~~~っと飾られてて「鬼太郎、ぬ~べ~、ハニー、たまごっち」電車と化していました。
大月駅から富士急ハイランドまでは所要時間約50分、運賃は片道1050円でした(ちっと高いな)。

富士急ハイランド駅で、ゲゲゲ号の記念乗車券を購入しました。富士急ハイランドと、途中にある「寿」という駅との往復切符と、鬼太郎キャラの描かれた台紙がセットになったものです。台紙の絵は、富士急行の電車から顔を覗かせる鬼太郎キャラ(当然運転手は鬼太郎)でした。原作絵でなくて、中途半端にファンシー?な絵だったのでちょっと残念。

ゲゲゲ号の車両の4つの乗降口には、それぞれ別の絵が描かれているらしい-とのことでしたが、結局確認できませんでした・・。
(駅に停車中の時は全て開いているし、もちろん走行中は確認できないし)

(注)「井戸神」という妖怪だそうです。

妖怪屋敷に挑戦!

KHK:1997/09/22

富士急ハイランドの「ゲゲゲの妖怪屋敷」にも挑戦してきました!

まず外観です。宣伝によく使われていたお屋敷風の建物は、実は鬼太郎グッズのお店でした。
店の屋根には、逃げるねずみ男と、それを追う猫娘の人形が置かれていました。その猫娘、高い位置に飾られているせいか、下から見るとパンチラどころかパンモロ・・・でした。
お店の横には、鬼太郎の家と妖怪ポストが再現されていました。これはかなり出来が良いです!特に鬼太郎の家!(1/2スケール?)
家の窓からは寝こけた鬼太郎とオヤジが見えます。そして家の前にある妖怪ポスト、再現度は高くて実物大でした(って本物見たことないけど(^_^;・・郵便ポストくらいの大きさってことです)。
個人的に気に入ったのは、鬼太郎の家の横にあった「あの世行き」のバス亭でした。ちゃんと待合用のベンチまであるんですよ!こういう細かい演出って大好き!です。続きます。

ゲゲゲの妖怪屋敷へいらっしゃい!

KHK:1997/09/22

というわけで、妖怪屋敷の体験レポ?です。
妖怪屋敷そのものは、鬼太郎グッズの店の奥にありました。店の脇にある、赤い鳥居が奥に向かって並んでいる細い道を通って妖怪屋敷へと向います。
外観は純和風お化け屋敷かな?と想像していたのですが、ただのコンクリートの四角い建物でちっとガッカリしました(屋根から、ピンクのスライムのよーなものが垂れ下がっていました)。
でも、受付のスタッフさんたちが、全員チャンチャンコを着ていたのはポイント高し!です。
入り口に、この屋敷の謂れを書いた看板がかけてありました。内容は確か

昔この屋敷に、水木木太郎という変わり者がいて、カエルの死骸などを屋敷に持ち込んでは先代に怒られてばかりいた。先代が亡くなった後にこの男が好き勝手をやり、屋敷は寂れていった。そして現在、水木家の屋敷には鬼太郎や他にも色々な妖怪が住みつき「妖怪屋敷」と言われている。

こんな感じでした。
この妖怪屋敷は、一度に15人くらいずつ時間差で入場していく方式でした。でも、空いている時には違うかもしれないです。私たちが行った時は行列が出来てたんで。

内容なんですが、一応現在も開設中の有料アトラクションという事もありますし、あまり事細かに内容を書かない方がいいな-と判断してとりあえず簡単な感想だけ書いときます。

暗い!とにかく中が暗いのです!!お化け屋敷なんだから、暗くて当たり前かもしれないけど。
でも「目を開けているのか、閉じているのか」すら分からなくなってくる程の暗闇は、それだけで恐怖でした。たまに見える進路をしめす矢印、「仕掛け」が放つ明かり、一緒に入った集団の声や気配だけを頼りに進むしかないという闇の世界を体感してきました・・。まだ電気がなかった頃の、月の出ていない夜ってこんな感じだったのかな-と思いつつ、壁を手探りしながらの前進です(でも、二回ほど壁にぶつかった・・)。
個人的に一番怖かった仕掛けは「ひとりでにガタガタ揺れるつづら。よく見ると、破れ目から腐りかけた人間の指が・・・!」というものでした。「立ちションしてるねずみ男」みたく、怖くない仕掛けもありましたが・・。次で終わります。

(補足)この後何度か富士急を訪れて妖怪屋敷に挑戦しましたが、館内をここまで暗く感じたのはこの時だけでした。あまりに足元が危ないので改善されたのかも?

妖怪ショップでお買い物

KHK:1997/09/22

妖怪屋敷を出ると(出口のところには「プリクラ☆妖怪屋敷バージョン」が置かれてました)、そのまま道は鬼太郎グッズの店へと続きます。商売上手!です。

店の横の壁が「実物大?ぬりかべ」になっているのがまたまたポイント高し!です。色々細かいトコで楽しませてくれます、富士急。

お店で売られている商品を大ざっぱに分類すると、
小物系:殆ど境港で見たことのある商品(湯飲み、灰皿、Tシャツ等)
お菓子系:「妖怪屋敷」「富士急ハイランド」と名前が入ってる商品-ここでしか買えないオリジナル-は、殆どが食べ物系でした(クッキーやアメなど)
「ここだけ」「オリジナル」ってのに弱いので、クッキー三種類と富士急オリジナルの鬼太郎プッシュピンを購入しました☆
それにしても。。。レジの横にあった髪の毛が全て逆立っている「髪の毛大爆発☆鬼太ちゃんぬいぐるみ」はインパクトありすぎでした・・・。

【報告】松戸の妖怪ランド

KHK:1997/09/27

松戸のバンプレストビル(ピアザ松戸)の妖怪ランドに行ってきたので、その報告です。

●入口には
ビルの入り口には、巨大!目玉親父人形が鎮座してました。瞳の真ん中に覗き穴があって、そこを覗くと「茶碗風呂に入る目玉親父」が中に見えるという、よく分からん仕掛け付きでした。

●鬼太郎スタンプラリー
これも挑戦してきました。一枚300円のカードを買い、ピアザ松戸内のフロアに置いてある合計9つのスタンプ台を順番にまわってスタンプを集めると景品がもらえる-という企画です。
まずは5階の受付で用紙を買ってスタート!スタンプ台は、鬼太郎キャラの人形とともに置かれているので、人形を探してはスタンプ!という流れになります。スタート地点の5階には、三体の人形(+スタンプ台)がありました。

まずは受付の横にあった鬼太郎人形の所でスタンプ!(どうでもいいんですが、この鬼人形の服、なんか脱がすことが出来そうなんですよねぇ・・)
次に見つけた人形は猫娘。この人形「猫娘の好きなものは?」という問いに、ボタンを押して答えるというミニゲーム?付きでした。間違えたボタンを押すと猫変化!します。←人形の顔の両面に「通常時」「猫変化時」の顔があり、クルリと回転するだけの仕掛けでした(^_^;。
この階最後の人形は、その名も「鬼太郎レントゲン」という人形でした。鬼太郎の胴体部分がガラス張りになっていて、そこに鬼太郎のランニング姿が映る・・・というこれまたよく分からん仕掛け付きでした(”レントゲン”なのに何で下着が写るんだろう??)。
鬼太郎は「いやー恥ずかしいなぁ」なんて言ってましたが、見ているこっちの方がよっぽど恥ずかしいです!

5階が終わると、ヒントに従ってエレベーターで移動、ゲームコーナーのある階へ行きました。
そこでまず見つけたのは、竹で作った家から電気仕掛けで顔を覗かせる砂かけ婆、という人形でした。それにしても砂かけ婆、家の大きさに比べて顔がデカすぎです。オマケに顔の色が濃いピンク色!だったので、全体的にちょっと怖い出来でした・・。
次に見つけたのはねずみ男の人形です。仕掛けのないただの人形だったので、ちょっと残念でした。
次に見つけたのは児なき爺です。これも仕掛けはありませんでした。しかし!怖いっ!人形でした。何が怖いかというと、「さらし首」に見えるという人形だったんです。顔はちゃんと作ってあるのに、胴体がなく(!)その部分に蓑を巻いて誤魔化しているだけだったんで・・。

この階で見つけて大受けしたのが「鬼太郎電話」です。子供向けの遊戯施設にたまにある「キャラクターとお話できる電話」です。
早速、かけてみたのですが・・・場所がゲームセンターという事もあって、よく聞き取れなかったのが残念でした(周り中騒音だらけ)。
結構長く喋っててくれたのに、はっきりと聞き取れたのは
「君は優しい目をしているから、きっと妖怪と仲良くなれると思うよ」
という部分だけでした。「優しい目」と言われてその場で舞い上がってしまったバカ(私)ですが、電話の向こうにいる相手の姿が見えてるのか?鬼太郎??と心の中で突っ込んでしまいました・・。

その後で地下に降りて、残りのスタンプを押してスタンプラリーは終了!しました。再び5階の受付へ戻って、係の人にスタンプカードを渡すとその場で抽選がありまして。三等(だったかな?)の鬼太郎の貯金箱を貰いました(この貯金箱、富士急ハイランドで600円で売っていたのと多分同じ物)。
受付の横は、商品数は少ないながらも鬼太郎グッズ売り場になっていました。それと、有料(500円)で鬼太郎キャラと写真が撮れるサービスもしていました。続きます。

続【報告】松戸の妖怪ランド

KHK:1997/09/27

●ほのぼの人形劇?「妖怪沼の一日」
パンフを見てからずっと気になっていた「ここでしか見られない鬼太郎の小劇場『妖怪沼の一日』」の報告です。
舞台は畳一畳半くらいの大きさでした。そこに鬼太郎の家とその周囲(ゲゲゲの森)の風景が再現されていて、一定時間ごとに自動的に明かりがつき、小さな人形たちが動き出すーという劇でした。想像してたのとは大分違うものでした(^_^;。
この人形劇(といっていいものやら)の時間は一分少々だったので、内容といえる程のものもないのですが・・↓こんな感じです。

ゲゲゲの森に朝が訪れ、鬼太郎が家の扉を開けて出てきます。
「いい一日になりそうだ」
とか言っていると、
「てぇへんだ~~」
と、自転車に乗ったねずみ男が家の前を駆け抜けていきます。
猫娘、砂かけ婆、児なき爺も
「大変なことが起こりそうだ」
と鬼太郎に声をかけてきます(猫娘人形の顔、ちょっとひどすぎる出来です・・)。
突然、舞台の背景に巨大な見上入道が現れます。といっても何か動きがあるわけではなく、その場にいるだけですが。
鬼太郎はその見上入道に対して説得を開始します(元の場所に戻るんだ!とか何とか)。
見上げ入道は素直にそれを受け入れて帰っていきました。やがて空が暗くなり、星が瞬いて・・・妖怪沼の一日は終わります(完)。

こんな感じです(^_^;。
内容や人形の出来に関しては、ちょっとトホホでしたが、声優さんが全員アニメ(四部)の方だったんで、それだけは良かったです。

●その他の鬼太郎関連の展示
そのジオラマ人形劇が置いてある場所に行く途中、ちょっと面白い展示がありました。お化け屋敷のような仕掛け(一定時間毎に仕掛けが開き、中が見える)が二つほどありまして。その見えるものが「鬼太郎」と「畑怨霊」でした。だから怖くはなかったです(^_^;。
他には鬼太郎プリクラ、セル画の展示もありました。

●三部のカードダス!
ゲームコーナーに、カードダス(←電子スロットの数字を合わせるとカードが出てくるというやつ)がありました。そして何と!出てくるカードの絵柄が、アニメ三部のだったんです!!!
これにはもー大興奮です。何としてでも全部のカードを出す!と、気合を入れたせいか当たる、当たる!・・もしかしてパチスロの才能あるのか!?と思いたくなる程の当たりっぷりで、千数百円の出費でほぼコンプリしました~☆
このカード、全42種類で1~6番までが主要キャラの描かれたキラカード(絵柄はキャラ単体の立ち姿)、それ以降は三部の色々なシーンの絵柄でした。特に気に入ったのは18番のカードです。これ、地獄編の最終決戦(ぬらりひょん対鬼太郎)の絵柄なんですよーーカッコ良すぎです!

以上で報告終わりです。。。相変わらずの長文、すいません。。

イベントレポ

1996-98年