アニメ第4シリーズ感想(2)

アニメ第4シリーズの感想です。真面目な考察など欠片もないバカ感想ですが、当時は真剣に燃え燃えで書いていました。

第57話 吸血鬼エリート!

■エリート
彼と出会って約10年(原作)、ようやく「動いて喋る彼」を見る日がやってまいりました……!
エリート役の佐野史郎さんは、とても雰囲気に合っていて良かったです。
それと、あの長い原作を、どうやって30分で?!と心配していましたが、見事に30分に収まっていたので感動でした(^^)。

■エリートのギター
冒頭、エリートのテーマソングが流れる所からして、いい雰囲気です。
エリートの奏でるギターの音に誘われて、美女がフラフラと近づくシーン、被害者の顔が整いすぎていてまるで人形(マネキン)が勝手に歩いているように見えてしまって……。かなり怖かったです。

「踊るねずみ男」は良かった(おもしろかった)です。鬼太郎にも、思い切り妙な振り付けで踊って欲しかったなぁ~なんて……。

■舞台
エリートの館も雰囲気があって良かったです。肖像画が喋るシーン、気に入りました。でも、あのアリ地獄は迫力不足だったかも?(結構、簡単に脱出してましたし)
それと、ねずみ男先生のオナラ攻撃、朝から2回はキツかったです……。

第58話 冷凍妖怪・雪ん子!

今回、ちょっと雪ん子の行動が理解できなかったです……。
狩猟の対象になった山の動物達を哀れむ気持は分からないでもないけれど。だからといって人間達を氷づけにしていいという事はないですよね?
子供特有の残酷さ、そして妖怪として人間を襲うのなら理解できるけれど。雪ん子には、ちゃんと自分なりの主義主張があっての人間襲撃だったらしいし……?なんだか過激な自然保護活動家みたいで。

ねずみ男が、自分が主役になったトコを妄想(?)する場面はおもしろかったです。

第60話 ぬらりひょんの陰謀!

■本日のぬら様!
今日はリアルタイムで視聴してました。で、見ながら燃えまくってしまいました。

……分かってるんです。これは完全に新作で、前シリーズと話が繋がっていないということに!それに、今期のぬら様は力でなく知力で鬼太郎を苦しめる役だということも!
でも、でも、やっぱり嬉しかったです、鬼太郎との対決シーン!ぬらりひょんが、地獄のマグマの中から完全復活してくれたみたいで!!(しかも朱の盆も一緒に!)
○一番強い妖怪はぬらりひょん様
○一番頭のいい妖怪もぬらりひょん様
はいはい、そうです。分かってます!どこまでもついていきますー!!カッコええよー(*^^*)

■今回の原作は?
やはり「かまぼこ」?でしょうか??前シリーズに続いて、またもオリジナルな展開でした。メイドの鬼太郎ちゃん(女装)が見られなかったのは残念ですが、おもしろかったので満足です。
でも、鬼太郎が体を溶かされたり、ダイナマイトでバ~ラバラになったり、挙句にかまぼこにされちゃうのは可哀相なんで、今回はこれで良かったかも、です。

第62話 怪奇!ばけ猫街道

■怪奇!ねこ男
とってもおもしろかったです。特に「ねこ男」の、あの不思議な「ねこ踊り」がえらく気に入ってしまいました……。
ずっとネコ語(?)で喋っている時の喋り方(鳴き声?)もおもしろかったです。

■ガイ車
ネコのあやつる車との追っかけっこは結構あっさりしていました。
でも、道から外れて横転するガイ車に向かって突っ込んでいったのは迫力でした。だって、道から外れたからもう追っては来ないだろう……助かった~……と思ってたトコに!来たんで。
一直線に突っ込んでくるネコトラック(?)、そして一瞬にして消えてしまう鬼太郎とガイ車、そしてトラック。
その時のねこ娘の怒り方が何かちょっとツボでした。今まで何かとクールな印象が強かったけれど、私はどちらかというとこういう感じのねこ娘の方が好きです。

■ネコの霊界へ
いよいよネコの霊界にやってきた鬼太郎達。前作での必死の説得も大好きですが、今回のも好きです。でも、「弱い者の味方」と、あっさり言うのはちょっと……?
人間、妖怪どちらの味方でもない、ただ今回のお前達のやり方には賛成できない……とか言って欲しかったなぁ(この辺は妄想モード)。

■化け猫説得
今回は、前シリーズと同じ展開にして欲しくない!と思っていたので満足です。
ただ、化け猫がマタタビ香で酔っているスキに逃げる……というのは、説得を放棄した事にならないか?大丈夫かな?
と、心配したんですが、慰霊塔をつくって手を合せる事で分かってもらえると思ったのでしょう。言葉より行動ですね!

第63話 メンソーレ!妖怪ホテル

■??
こ、この話のストーリーが理解できませんでした……。
まず、ホテルに妖怪が出てお客が逃げてしまう、という関係者からの依頼で沖縄にある問題のホテルへと向かう鬼太郎……。そこで、「出る」というホテルの13階へと乗り込むと、ある部屋の中にシーサーがいて、それに襲われる鬼太郎。
でも、その後落ち着いてシーサーの話をきくと、単に自分達の住む森に侵入してきた人間のかわりにホテル住まいをしているだけらしい?
妖怪である自分達を、心良く宿泊させてくれた支配人に感謝しているようなのに、結果的にえらく迷惑をかけているとしか思えないです……(どうして人間の客を脅かすの?)。
別にそのつもりはなくて、向こうが勝手に驚いているだけ-というにしても、自分達のせいでホテルが困っている事くらいは気づきそうに思うのですが……。

大体、部屋に入ってきた鬼太郎に、いきなり飛びかかる理由が分かりません。冗談にしてはやり過ぎです。相手が普通の人間だったらどうしたのか……。

その後で反省したのか、皆でホテルをもう一度盛り上げよう!-とする所はよかったです。
でも、「日本妖怪会議」とその席上での支配人とその母との久々の対面シーンでまたもや「……?」になってしまいました。なんか展開が唐突すぎるような。

好き勝手書いてますが、妖怪仲間のホテルサービスのシーンと、シーサーが可愛かった事は◎マルでした。
特にシーサー、舌足らずな声が何とも可愛くて。レギュラーになって欲しいとまでは言いません。でも、これっきり……というのは惜しいかも、です。

■次回予告
?あれ、画面の色がおかしいような??
いつものような少し赤みがかかった色合いでなくて、「大海獣」のときのようなはっきりした色合いで??
短い映像ではよく分かりませんでしたが、色使い(?)を変更するのでしょうか?実際の放送で確かめるしかないな……。それとも気のせい?

第64話 激争!妖怪ラリー

■最初に
悪い妖怪に妖怪石を渡さない為、妖怪ラリーに出場する鬼太郎。今回は、彼の華麗なハンドルさばきを堪能できました(*^^*)。カッコいいです!

■次回予告
悪役妖怪ファンとしては、次回予告を見た段階で「キャー」を通り越して「ギャー!」でした~☆
祝!バックベアード様、遂に登場!!☆☆☆

■妖怪ラリー
でも、でもですねー。肝心の妖怪ラリーの方が……。
迫力はあるのですが、あれだけ豪華なメンバーを揃えたのに、個々の妖怪さんの魅力というか見せ場がなかったのが残念です。特に、魔女、オオカミ男、出番あれだけなんて勿体ない~~です~。

次々とぬら様の仕掛けた罠にはまり、命を落としていく妖怪達……のシーンも可哀相……。特にネコ仙人さんと一緒に参加していたネコ達がマグマの中に落ちていくシーンは……(涙)。例え妖怪石を手にいれれば、またよみがえらせることの出来る命だったとしても(涙)(涙)。

■ベアード様
唯一?見せ場のあったベアード様。さすがカッコいいですねー。あの「視線攻撃」がどういう原理がよく分からなかったのですが、画面がぐわーん!と歪む表現は最高でした(^^)。
ラスト、激突した車の中で目をまわしているトコは可愛かったですし……。

■凶悪粉
今回の鬼太郎、どうしたんでしょう??彼にも少しは「凶悪粉」の影響が出てたのでしょうか?
そう考えないと、普段とは別人のようでした。

■ぬらりひょん様
ぬら様、ダメですって!妖怪石なんて強力なアイテム手にいれたら、セコセコと悪巧みを考える前にさっさと「世界の王に!」とか叫んじゃわなきゃ……。オマケに馬鹿正直に妖怪ラリーのゴールにその石を置いているし……。
私がぬら様なら、とりあえずニセ物で参加者連中を騙し、本物は誰の手も届かない所にしまっておきます。そして、自分もゴールにいる……と見せかけて、実はどこか別の場所にてレースを見学してます。で、少しでもヤバい状況になったら「朱のぼん、後を頼む~~」と言い残し、部下に全責任を押し付けて逃げます!

■次回予告
もう予告編みただけで……。やはり辛い内容なのかな……。また辛そうな鬼太郎の顔を見なきゃいけないのかな……(涙)

■最後に-デジタル化について
今回から鬼太郎が完全デジタルアニメ化したそうです。
鬼太郎が栄えあるデジタル化第一号作品になったそうです。国産テレビアニメ第一号とか、カラーアニメ第一号とかなら後世に名が残りそうですけど、この場合は……どうなんでしょう。
でも、一年以上かけて築いてきた「鬼太郎の世界」を、何の前触れもなく壊されたのは……。複雑な想いです。
スケジュールの都合というか、大人の事情なのでしょうが、視聴している身とすると色々と残念です。

で、デジタル化の感想ですが、正直言うと「うっ……何これ……」でした。
やはり変です。何度か見ていれば慣れるかも……とも思いますが、慣れないかもしれない……。
何というか、全体的に奥行き?空気感??が消えて「ただの絵」に見えます。例え表現は二次元でも、三次元のような奥行きを感じさせてくれた絵が好きだったのに……。
本当にこれはもう慣れるしか……ない?という感じです。

というか、本当に唐突すぎです!今回の鬼太郎のデジタル化!!
アニメ誌は読んでないし(鬼太郎の扱いが小さすぎて買う気になれない)、本当にここでの情報がなかったら、放送見て呆然としてしまったかもしれません。そのくらい突然の変更でした。
(とりあえず心の準備をしてから今回の放送を見れたからまだ良かったです)
これ見てからずっと心の中がモヤモヤしていて、でもその気持ちをうまくまとめられなくて。というか、感情的になりすぎちゃってて。冷静に今回の件で自分が感じたことをまとめられないでいます。

でも、まだ始まったばかりなので冷静に見守っていきたいと思います。

第65話 驚異!マンモスフラワー

■予告
次回予告の「やめてくれーー」はききました。「僕は無実だぁ!」の大裁判以来です、絶叫する鬼太郎。

■今期「マンモスフラワー」は?
この話、二部・三部でも映像化されてましたが、両方とも説教くさいトコもちょっとあったけど、何だかんだでおもしろい話でした。なので、今回もそうか……などと勝手に思いこんでました……。
そういう理由で、放送前は「今回も脱ぎ脱ぎあるの~?」なんてフザけてたんですけど……。実際放送されてみたら、全くそういう雰囲気の話ではなくて……。

■ねずみ男
食い意地がはっていたせいでマンモスフラワーの種を食べてしまい、マンモスフラワーそのものに変化してしまうねずみ男。
……不潔にしていたために背中にマンモスフラワーが生えてしまった二部は笑えたけれど、今回のはさすがに笑えないです……。それどころか、かなり残酷な描写に見えたので、怖かったというか、驚いたというか……。

でも、攻撃を受けて倒れたねずみ男が、自分を助けようとする鬼太郎に向かって言った「もういいよ……。もう疲れたよ……」は全然”らしくない”です。
私の持ってる勝手なイメージですが、ねずみ男はどんな目に合っても最後まで生に対する執着を見せて欲しかったです。
……なんて。

例えどんな目に合っても、ねずみ男先生に限って「諦める」なんて事はしないんじゃないかと……。……これも、妙に人間ぽい今期のねず先生の特徴なのでしょうか?
別に嫌だった訳ではないんです。ただ私の持つイメージでは、あの時「嫌だよー、鬼太郎助けてくれよ~~友達だろ~~」なんて情けない声をあげてわんわん泣いてしまうと思っていたので。
(でも、無事に元の姿に戻ったねずみ男は、↑のイメージに近いものがありました)

第66・67話 風雲!妖怪城

■悪役三人衆
やはり「圧倒的に強い敵」が登場する話は燃えますね。
敵妖怪だけで三体、しかも単独で出演してもおかしくないレベルの妖怪ばかり……。
夜にしか姿を現さない妖怪城、夜には無敵の力を誇る三妖怪……この引きこまれる設定がいいっす。たんたん坊先生萌え~☆

■たんたん坊先生
たん攻撃の気色悪さは◎マル。もれなく全身の毛穴を塞ぐ……という効果もあるそうで。あんなものに全身くるまれたら、と考えると……うぇ~。
「たん」を吐き出す時の動作と音が、妙にリアルで気持ち悪いし、嬉しいし!

■二口女先生
何か太秦版より美人になって……と思ったら、後ろの口と前の口では別人のような喋り。
鬼太郎を包丁でさばいて食べようとするわ、絞め殺そうとするわで、こちらも強敵。
容赦なく、絶え間のない攻撃で悪役の王道をつっ走って下さって、私は嬉しい(^^)。

■かまいたち先生
今回、個人的に一番カッコ良かった妖怪さん。
あのスピード感あふれる攻撃はひたすらカッコいいっす。実体を見せずに鬼太郎の周囲を飛び回り、少しずつその体に傷をつけていく……って攻撃方法も気にいった。
その気になれば一発で首をはねる事も出来るだろうに、ジワジワと痛めつけてくトコなんざ!それでこそ、悪役だ!

うーん、今回はいつにも増して頭の悪い感想。でも、久々に「悪役キャラ萌え」が出来て幸せだった。

■ストーリー
こちらも楽しめました。
特に、遂に生け贄が揃って太陽が欠け始める……それを阻止しようと、妖怪城を封印する力を持つ しめ縄をめぐる攻防戦……この辺りの展開・描写にドキドキハラハラ。制作者の意図に見事にハマりながら視聴するのは楽しいです。
それにしても、たんたん坊先生の後頭部からデカい口まで貫通したリモコン下駄攻撃が……スゴかったです。それで「くさったトマト」みたいにしぼんでしまったたんたん坊先生、やはり悪役の最期はあーでなくっちゃ!
しかし、たんたん坊先生は何で最初から生け贄を妖怪にしなかったんだろ……?

第69話 悪魔ブエルとやかんづる

■燃える!
「悪役が強いと燃える」ので、またしても(*^^*)な作品でした。

■悪魔ブエル
ぬらりひょんと手を組む悪魔ブエル、これが不思議でして……。
誇り高き西洋悪魔が、日本の妖怪なんぞと手を組んだりするのかな……?と思っていたら、うん、やはり適当に話を合せていただけでした!あっさりとぬら様にも術をかけてしまうあたり、悪役好きには満足の展開です。

■出現!悪魔軍団
ブエルが呼んだ悪魔軍団が、地平線からわらわらと現れる描写、そしてそれに驚く鬼太郎-という所はかなりの見せ場です!
このシーン、今期の個人的ベストシーンのかなり上位になります!

■前半と後半
前半、次々に手を乗っ取られていく仲間たちのシーンは、テンポも良くてひたすら愉快でした。特にぬりかべ……(^_^;、期待どおりのボケをかましてくれてありがとう。
後半は一転してハードな展開!
しかし「やかんづる」、せっかく封印の洞窟から出てこられたのに、殆ど歩き回らず動かず、ちょっと可哀相……。

第71話 オベベ沼の妖怪!

■今週の主役
鬼太郎の出番が少なすぎ……。なんか、途中は完全に忘れられていたとしか思えません(←でも「あかなめと白うねり」のときよりはマシだったかも?)。
「キタロンZ」を見せられるシーンと、ラストの袋叩きにあうかわうそを助けにくるシーンだけしか出番がなくて……。
でも、かわうそを助けに颯爽と登場してからのアクションシーン、時間が短いながらもカッコいい~☆☆ので満足です。出番が少なくても魅せる場面があれば!

■背景
この辺りの話から、私の中でデジタル彩色の違和感が急速に消えていきました。
後半の背景(農村)での「夕闇前の空」の美しさは、清々しい空気まで描写されてるようで-うまく表現できませんが(涙)-すごく好きです。

■今週の主役その2「かわうそ」
あのねずみ男を騙すのもスゴいけど、ぬらりひょん様まで騙すとは……。その度胸に感心(感心してどーする)です。
ただ最後に自分を孫と信じてくれたおじいさんを助けるトコ、展開が読めてしまって……。

■病床のぬらりひょん
ぬらりひょん様、可哀相。
しかし、何度見てもカッコいいのは、仕込み杖での居合い切り!です。その気迫と根性があれば、打倒!鬼太郎も夢じゃありません?頑張って下さい、応援してます。

■最後に
今回は、やたら「おしおき」という言葉が耳に残ったなぁ~。
それと、鬼太郎の毛ばり攻撃を受ける朱の盆-というシーン。毛ばりがつき刺さった時の効果音が良すぎです!大受けしました。

第72話 出現!天狐の地底王国

……いきなり大きなデパートが地下へと引きずり込まれるという、迫力満点の描写から始まったにしては、全体に迫力のない話という印象……。

自分達に対する信仰を、強制しなくてもいいんじゃないかな>空狐さん……。しかも、その事を無関係の人間を巻き込んでの実力行使で訴えなくても……。
それに天狐の道への入り口が、六芒星というのもちょっと??

空狐対鬼太郎のシーンは、スピード感があって良かったです。特にあのしっぽ攻撃が。
けれど、無関係な人間を建物ごと異次元に放り出す……などという物凄い事をしてまで信仰を取り戻そうとした空狐の気持ちは理解出来ませんでした。

第73話 爆進!怒りの土ころび

■最初に
この回の一反もめんの描写(特に空を飛ぶシーン)は最高!
これもデジタル化の効果なのかな?
一反もめんが、実に軽やかに「空を飛んでいる」というか「舞っている」感じで、見てて気持ちが良かった\(^o^)/

■鬼太郎、ひどい目にあう……の巻
街を停電させていく土ころびを止めるため、髪の毛綱で捕まえたはいいけど、力はあちらの方が上?止めるドコロか、相手にビュンビュンと振りまわされちゃって……。
一番痛そうだったのは、火力発電所の鉄塔(?)にぶつけられた時。ゴッチーン!とかいう感じのいかにも痛そうな音が……(泣)。
それなのに、直後に土ころびめがけてリモコンゲタ攻撃!スゴい!元気、元気!

それと土ころびが鬼太郎を口にくわえ(?)、妖力を吸い取ろうとした場面。
必死にぬりかべにしがみついて耐えていたものの、遂に地面に引きずり落とされちゃった時も、痛そうだった……。
ぬりかべって、高さは3メートルくらいはあるんじゃないかな?その高さから地面(下はコンクリ)に叩き付けられたのに、ダメージはさほどなかったみたいで……。これもスゴい!
そして「そんなに僕の妖力を吸い取りたかったら、好きなだけ吸わせてやるよ。でもお前に全部吸いきれるかな?作戦」(←こんな名前じゃない)がカッコ良かったっす☆

■戦い終わって
土ころびの言い分を聞く場面。気持ちは分からないでもないけど……。でも、さすがにこういう感じの話が三回連続で続いたのは辛い。なんか「あ、まただ……」とか思っちゃって。
それに「お前に俺の気持ちが分かってたまるか!」な奴には個人的に共感できない…。

■次回
次は難しい理屈は抜き!のアクション物(^^)。

第74話 大蛇神ヤマタノオロチ!

■カッコいいぞ、ぬらりひょん!
ぬら様、カッコいい~~\(^o^)/の巻。クサナギの剣を振り上げるシーン、もーまんま地獄編だし!しかし、あの執念はどこから湧いてくるのやら?

■人間三人組
久々に登場、人間三人組。
ゲジゲジにまとわりつかれた裕子ちゃんが「裕子、苦手なの」だっけ?とにかく自分の事を「裕子」と言ったのは初めて聞いたような……ちょっとビックリ。聞き違いかなぁ?

■剣争奪戦
「ちょっと間抜けすぎ」という感想が多かった例の追いかけっこシーンも、嫌いではない私。というか、前半があまりにも渋い&カッコいいぬら様オンステージだったので、後半あの位崩れてくれてホッとした-というのが正直な感想。ひたすら渋い悪役というのも嫌いじゃないけど……。

■裕子ちゃん頑張る!
強い女の子だ、裕子ちゃん。ゲジゲジ如きに悲鳴をあげていた、とは思えない程の立ち回りを見せてくれたし。
しかし裕子ちゃんに迫る時のぬら様の「お嬢ちゃぁぁぁぁん……」は怖かった。変質者みたいで(^_^;

■復活!ヤマタノオロチ
ヤマタノオロチ、迫力満点(*^^*)!
……なのはいいけど、今回は解放石の中ではなく、せっかく現実の世界に出てこられたんだから……。あんな何もない原生林みたいな所じゃなくて、都会の真ん中に出現して欲しかったな~……な んて。
もー想像しただけでワクワクする!新宿の住友ビルや安田ビルなんかのドテっ腹に穴を開けて出現するオロチ!とか、鬼太郎とのバトルで、都庁ビルなんかをブッ壊しちゃうオロチ!とか。
……って、すいません。でも、都会で大暴れする妖怪ってのも見てみたくて。「大海獣」のときは時間が短くてちょっと物足りなかったし、鬼太郎(大海獣)には周囲を破壊する意志はなかったし……。マンモスフラワーの時はメインの戦闘が行われたのがベイエリア、まだ何もない埋め立て地だったし。
後は妖怪獣に期待するしかない……?!

■?
??鬼太郎の事、何も書いてない……。

第75話 妖術・鏡合戦!

■悪役の王道・うんがい鏡
ずるい、悪い、強い!!悪役の王道をつっぱしってくれたうんがい鏡に大満足!しかし、何で女の子に化けるかな??こいつは……。まぁ、その方が鬼太郎たちを騙しやすいか。
まんまと鬼太郎たちを騙した後、可愛い女の子の姿のままニヤリと笑うシーンが好き。
……でも、個人的に「呼び出しの歌」を歌って欲しかったなぁ、レギュラー陣に。

やっぱり「圧倒的に強い敵役」には燃えるので、本当に最後の最後まで鬼太郎がうんがい鏡に苦戦し続ける-(そしてラストの一発大逆転)という展開は大好き。
しかも、うんがい鏡は卑怯な事に人質までとるし……。

この話、他の方の感想があまりUPされてないので、みなさんがどう感じたかは分からないけど、私はおもしろいと思った。

■最後に
珍しくねずみ男が役にたった回。でもコソ泥の才能があるってのは自慢にならないぞ!

■新ED?!
変わるんですか、エンディング!
夏だから「ゲゲゲの音頭」かな?と初めは思ったんですけど、来月発売されるという「イヤんなっちゃう節」でしょうねぇ。
あぁ、でも例の「階段踏み外し、転げ落ちる鬼太郎」が見られるも後数回だけですか~~(泣)。
↑鬼太郎ちゃんには悪いけど、好きなんだよな~あれ。ま、でも見たくなったらビデオがあるさ!

第78話 ぬらりひょんと蛇骨婆

■最初に
負けました……。古くは「ギターの戦慄!夜叉」、そして「霊園行・幽霊電車!」、さらに「稲川淳二の怪談百連発」(←最後のは鬼太郎に関係ない(^_^;)、これら全てを”深夜に部屋の明かりを消して”観賞した私が、遂に今回は最後まで照明を消す事が出来ませんでした……。

■全体の雰囲気
鬼太郎以外のレギュラー陣が、最後まで鬼太郎に関わらない……というか言葉を交わす事もない所が旧作の雰囲気を感じさせました(旧作って、基本的にいつも鬼太郎はひとりで戦っている-という印象が私にはあります)。
ラストで唯一、鬼太郎に仲間たちが声をかけている場面がありますが、直接その場面が出てくる訳ではないのが、実に徹底してくれていて……。こだわりというか、「こういう物を見せたい!」という制作者の意気込みを感じました。
デジタル彩色になってから、妙に画面が明るくて馴染めない回もありましたが、今回の「暗く、重々しい空、背景」……物語の雰囲気にぴったり!でした(この放送があった日、まさに東京はこんな天気でした。雨が激しくなり、おまけに雷まで!雰囲気出過ぎっ!です)。

■あれは……手?
どこまでも、どこまでもぬら様を追っていく鬼太郎のゲタ。
私にはあのゲタが鬼太郎の「手」にしか見えませんでした。ですので、一番恐かったシーンはぬら様の剣に串刺しにされながらもゲタが動いている所でした……。あれが……もし「手」だったとしたら!!!

■鬼太郎の誕生
激しい雨と雷に抱かれ、自力でこの世に這いだしてきた鬼太郎。
あの目が好きなんです!見ていて怖くなる位の、生命に対する執着心というか……純粋に生きようとする力がみなぎっているあの目が……。
これから自分が生きようとする世界を確認しようと……というより、殆ど睨みすえているかのような鬼太郎の目……今回あのシーンでの鬼太郎の目が一番好きです。

■最後に
自分が生まれでた、まさにその日をなぞったかのように復活した鬼太郎。
ぬら様をコンクリートの中に引き摺り込み、キッチリと借りは返したのですが、その時のあまりに平然とした態度が逆に恐かったです。
多分、みんなの所に戻った後も、まるで何事もなかったかのような態度で、そして姿を消していた数日間に何があったかは話さないままなのでしょう。私はそう思います。

■さらに最後にぬら様に……
相手が悪すぎた……という事ですね、今回は。
以前、悪魔ブエルにあっさり裏切られてショックで寝込まれておりましたが、今回のショックはその時の比ではないでしょう。しかし!しかし、あなた様がいないと寂しがるファンがここにいます……。
一日も早い復活をお待ちしております。

■新ED!
一週遅れの新EDの感想です!
なんか、すごいです。なんか、もう終始ボーッと踊る鬼太郎ちゃんが異常に可愛いです!
気に入ったシーンは、仲良く並んで流れ星を拝んでいる子なき&砂かけのシーンです。なんだかんだいってもお似合いですね、あの二人。
今までの、原作絵+鬼太郎というシンプルなEDも良かったけれど。今回のもとっても気にいりました!

シングルには「踊り方」が載るんでしょうか……?もし載ってたら踊りたいな~??(でも体のカタイ人は無理だね)
今度の映画では、あれを大画面で見られるのですね~。楽しみです~。

第81話 子育て妖怪!うぶめ

■母親代わり
一生懸命に母親代わりを努める健太少年。理解者でなければいけないはずのお父さんは、仕事の忙しさを理由に彼に負担ばかりかけているようだし……。責任感の強い、我慢強い子っていつか爆発しそう。
うぶめに「妹たちがいない方がいい、と本心では思っているクセに」と指摘されて、ハッとなる健太くんだけど、それはでもどこかにあった気持ちのはず。

■うぶめの謎
赤ちゃんをただペットのように可愛がるうぶめの身勝手さを、もうちょっと書き込んで欲しかったなぁ……。赤ちゃんの可愛がり方を勘違いしている理由とか、そもそも何で赤ちゃんの世話をしたがるのか?とか。
最初は優しい笑顔で子供達の世話をしていたうぶめ(人間体)が、子供がある程度集まった時にニヤリと笑うシーンを見て、実は最初から自分勝手な目的の為に子供を集めてたんじゃないかな?と思ったんだけど……。
何故そこまで子供に執着するのか、何故子供の世話をしたかったのか……本当の理由(あれば、だけど)が、ちょっと私には分からなかった。どう考えても「可愛いから手元に置いておきたい」という理由しか思い付かない。

■涙の説得シーン
子供たちを救出に来た鬼太郎。あくまでもうぶめを外に連れ出すという目的を遂行する彼。
涙の説得シーンは、何事にもクールな今期の鬼太郎には合わない?かも?
それにしても、うぶめが鳥というより虫に見えた(^_^; 。だって両手があって、足も昆虫のそれみたいで……(おまけに翼がチョウチョの羽みたいだし)。

■どーでもいい事
うぶめの本拠地「キノコハウス(勝手に命名)」は、いやみ先生の家みたいだ~。
それと、保育園の受付の壁に貼ってあった8月のカレンダーって今年のじゃないよね??
それと、ねずみ男先生の今回の名言「人に恨まれこそすれ、感謝された事はないっ(^^)」
うん、ご自分の事が分かってらっしゃるみたいで!……って(^_^;。
今回の「封印解き」もビビビ先生の仕業だったし。

第82話 古代妖怪・大首!

■骨女
今回の骨女のカッコいい事!!冒頭で追手に対し、短剣で反撃していくシーンからしてそう。
その時に見せた彼女の執念を見れば、王国再建の為に妖怪になったのも分かるけど……。例のシーンで、既に諦めかけていた王国の元支配者らしき男は、どこにそこまでの執念があったのか……。

■骨女の色仕掛け
ビビビに近づく骨女さん。しかし、元巫女だと言っていたのに、色仕掛けでビビビを落とそうとしてた……女は恐いなぁ。だって悲願達成の為とはいえ、”あの”ビビビ先生とキスしちゃうし!(←その瞬間、狙ったように二人の姿が影になったのが良いっす。アダルトな雰囲気~☆)
そんな骨女だけど、ビビビが用済みとなった途端に態度一転!本当にああまでドライに割りきられると、怒る気も失せるか、ねずみ男。

■巨大缶詰
妖怪アパートに送られてきた巨大缶詰。またビビビの熟成おなら入りか??と心配で、開けようとしてるねこ娘にハラハラ。でも、普通の爆発で良かった……。いや、良かったとはいえないけど、でも今期の彼女がビビビのおならまみれにされるのは可哀相すぎ!なんで。

■決戦!
大首の洞窟にての最終決戦。絶体絶命のビビビを、間一髪助け出す鬼太郎。
おぉ、さすがにあんなヤツでも助けるか!と感心してたら、次の瞬間に助けたビビビを地面に叩き付けていた……(^_^;。
で、骨女との対決になるわけだけど……。せっかく盛り上がってきたのに、大首があまりにあっさりと王国再建を諦めてしまったのが……残念。
以前から、人間を食べて生き延びる事に疑問を持っていた-とはいえ……。突然「もういい」などと、これまでの二千年を否定するような事を言われた骨女があまりに哀れ。

■最後に?
缶詰爆弾を開けようとする子泣きを、遠巻きに見ている鬼太郎は思いっきり可愛かった……。

第83話 ゲタ合戦!妖怪逆柱

他の方が、鬼太郎、ねずみ男、ねこ娘についての感想書いてるので、私はぬらりひょん中心の感想を書くことにします~☆。最近、妙にぬら様が可愛く思えてきたのに気づいたので☆

■ゲタ合戦におけるぬらりひょん-合い言葉は「目指せ!完全勝利」
例の「蛇骨婆」の回での大敗北。あれから一体どうやって立ち直ったのかと思っていたら、呑気にお蕎麦なんかを食べつつ登場。
食べ終わって、お店を出て行くぬら様の「地球を征服に…」のセリフ、今時、こんなストレートなセリフが聞けるなんて……感動!!です。<でもいーのかなぁ、蕎麦屋の主人にそんな重要なこと話しちゃって(^_^;。

■ゲタ
けれど、ぬらりひょんの心に鬼太郎のゲタに対する恐怖心はしっかり植えつけられてたみたいです(鬼太郎のゲタと、逆柱の一部で作ったゲタを取り替えようとした時の脅え方は普通ではなかった)。
あれ……?ゲタって鬼太郎の意志で動く-と思っていけど、あのシーンでゲタがぬらりひょんを攻撃したのはゲタ自身にも意志があるから??

■朱の盆、大活躍!
朱の盆らしさが爆発する話でもありました。朱の盆大好き!なので、今回のドジで間抜けで、でもバカみたいに真面目で、そして時々妙に鋭い指摘をする、という今回の朱の盆はとっても好み!でした。
特に「ぬらりひょんは自分では何もしない」のツッコミ、「驚くな」と言われたから驚くのを無理して我慢してたシーン(そんで「驚け!」と命令されて初めて驚いてたのも!)ポイント高いです。朱の盆可愛すぎっ!

■悪役道を邁進
用済みとなった逆柱に、容赦なく火をつけさせるぬらりひょん。
こういう裏切り行為は悪役としては当然!悪役がこういう存在であれば、それを倒す存在が光り輝くっってなもんですよ!
それにしてもぬら様の居合い切りは何度見てもカッコいい~~です(*^^*)。←逆柱の放った顔つき葉っぱ(?)を切りふせる!!
あれだけの実力の持ち主なのに、鬼太郎との直接対決が毎回あっさりしてるのはちょっと残念かも、です。今回のラストのバトルシーンでも、殆ど一方的にやられてましたし。<またしてもゲタに散々やられていたぬらりひょん様。本当にあのゲタは、ぬら様の天敵!

■最後に
妖精花子ちゃんが登場しなかったのは残念だけど、ぬら様……そして何といっても朱の盆のセリフ&行動が私のツボをついていたので満足です。
あ、でもタイトルにもなっていた「ゲタ合戦」自体は、数秒で終わってしまったな(^_^;。

(原作では「ぎゃーっ」と叫ぶ一コマでほぼ終わってました→ゲタ合戦)

第4シリーズ感想文

1996-98年